【発泡酒→ビールへ】

query_builder 2026/10/05
【発泡酒→ビールへ】
【発泡酒→ビールへ】
【発泡酒→ビールへ】
【発泡酒→ビールへ】
【発泡酒→ビールへ】
【発泡酒→ビールへ】
【発泡酒→ビールへ】
いつもありがとうございます。クリンゲンタールです。

今回は当店の商品ではありませんが、日本のビール界にとって歴史的な税制改革である、2026年10月の酒税法改正についてです。
これまで日本の酒税制度では、ビール、発泡酒、新ジャンル(第3のビール)の3つに区分され、それぞれ異なる税率が課されていました。しかし、2026年10月1日の酒税法改正により、ビールは減税され、発泡酒は増税となり、すべての税率が350ml缶あたり54.25円に一本化されました。

「ビールは高いから、税金の安い新ジャンルを飲む」という方も多くいましたが、この改正によって発泡酒とビールの価格差が大きく縮まることになりました。今までの新ジャンルは一言でいうと「日本の高い酒税をすり抜けて、ビールにそっくりな味を安く提供するために生まれた、日本独自のアルコール飲料」でした。麦芽由来の蒸留酒や、エンドウ豆のタンパク質等を加えて、ビールに近い味わいの発泡酒を作り出していました。

ビールの発達や流通には気候風土は勿論、為政者達の手で形が変わる事はけっして珍しくありません。

あのギネス社のスタウトも麦芽への課税をすり抜ける為に、煎った大麦(麦芽ではない)を使って作った物でしたし、ドイツではヴィルヘルム4世が国の食糧である小麦と、ビールの品質を守る為に「ドイツビール純粋令」を発令した事は有名で、今でもドイツの多くの醸造所がこの令を守りながら品質の高いビールを作り続けています。
つまりビールという存在は「その国の法律や税制(為政者のルール)」と「職人たちの意地と知恵」「気候風土や食文化」とのせめぎ合いによって常に姿を変え、進化してきた歴史そのものなのです。

アイルランドのギネス社が税金を免れるために生み出した香ばしい黒ビールも、ドイツの職人が純粋令を守り抜いた誇りも、そして日本のメーカーが1円でも安く美味しい一杯を届けようと、血のにじむような努力で生み出した新ジャンルも、すべては社会の中で生まれたビールの美しき変革の形です。
今回の酒税法改正により、長年親しまれた日本独自の「新ジャンル」はその役割を終え、多くの銘柄が次々とビールへと生まれ変わっています。

新旧の金麦はどちらもクリアーで雑味も無く、特に発泡酒の方は「ビールに似せると言うのはこう言う事なのか」と分からせてくれます。
また飲み比べる事でビールの方の「麦酒」たる部分を浮き彫りにして楽しむ事が出来ます。
発泡酒と新ジャンルの開発者の方に心からの敬意を表します。

形を変えながら、いつの時代も私たちの喉と心を潤してくれるビール。
当店が扱うビールはどれも、そうした歴史や文化、職人たちの情熱が一本一本に詰まったものです。
今夜はそんなビールの長い歴史に想いを馳せながら、お気に入りの一杯はいかがでしょうか?夏の冷たい一杯とは違った味わいをお楽しみ頂けるかと思います。

皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。
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ドイツ・オーストリア料理Klingenthal

住所:埼玉県草加市草加3丁目3−35

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